広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

コラム   

第141回 「二つの視点から見る学会」
 

水上 隆達

半導体集積科学専攻博士課程前期1年
量子半導体工学研究室

 

 


こんにちは。半導体集積科学専攻博士課程前期1年の水上です。学部4年で研究室に配属されてから約2年、これまでに様々な学会に出る機会を与えていただきました。よって、今回はその学会について少し書かせていただきます。
 皆さんもご存じの通り、学会は普段の研究の成果を発表し、それについて議論すると共に他の興味深い研究に触れることができる絶好の機会です。ここで、これらに加え私の研究室でよく言われていることは、学会はマイルストーンだということです。学会毎に何か一つ新しいデータを出すことを目標としてスケジューリング及び実験を繰り返すことで、おのずと自分の研究結果が蓄積されていくためです。したがって、私は研究生活を進めるうえで学会は非常に効果的なツールであると考えております。
 ここまでは真面目な話をしたので、少し砕けた話をすると、私はもう一つ学会において重要だと考えること(楽しみにしていること)があります。それは、「空気・食・酒」です。これまでの学会は初めて行く土地が多く、その土地の雰囲気、その土地に伝わる名物料理、そしてその名物料理とともに発展した酒を味わうことを学会のもう一つの楽しみとしてきました。ある土地の酒は、その土地の料理(例えば日本海の魚など)に合うように作られているそうです。具体的には、新潟の新鮮な刺身や山形県米沢市でご馳走していただいた米沢牛が忘れられません。
 このように学会の本来の目的とは別に、なにか一つ楽しみを見つけることができれば学会がさらに有意義なものになると思います。皆さんのもう一つの楽しみは何ですか?何も思い浮かばないという人は是非作ってみてください。






(2017/1/19)

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