広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

コラム   

第88回 「研究の合間の癒しのひと時」
 
上野 文也
博士課程前期2年
極微細デバイス工学研究室


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 私はこの春で半導体集積科学博士課程前期を修了することになった上野文也と申します。この2年間、様々なことを勉強し学んできました。しかし、朝から夜までパソコンと向かい合ってばかりいると精神的にも疲れてきます。そんな中、毎日のイベントとして欠かせなかったことが昼食です。今回はこの博士課程前期の2年間で食した昼ご飯についてお話させていただきます。
 まず、もっとも通ったのはやはり大学の食堂です。中でも工学部近くにある東食堂を最もひいきにしていました。先端物質科学研究科の施設からは北1食堂が最も近いですが、食堂に行くとなると少し歩く距離を延ばして東食堂に行っていました。その理由はいくつかありますがシンプルに美味しいからというのが最も大きいです。米と水の割合がいいのか、油の温度や揚げる時間が絶妙なのか。いずれにしても東食堂は美味しいと感じる人は私だけではないようで、同研究室の学生や、文学部や教育学部の一部の方の意見ではありますが、東食堂は美味しいので、最寄りではなくてもあえて行っているという人がいるようです。
 大学の外に目を向けると徒歩圏内に数店舗食事ができるお店があります。ラーメン、カレー、お好み焼き、牛丼など学食よりも少し値段は高めですが、気軽に行ける店にはよく行っていました。かつては「味しん」という定食屋が大学の目の前にあり、何度もお世話になっていましたが、一昨年に無くなってしまい、少しショックだったのを覚えています。今はその場所は「龍馬」という店になっているようです。
 さらに車を出して少し遠出をすることもあります。遠出といっても車で10分圏内の場所ばかりですが、蕎麦やお好み焼きなどいろいろな店があり、味を変えるために新しい店を開拓することもありました。中でも西条駅近くの定食兼居酒屋の田坂屋という店がお気に入りで、こちらも何度も通っていました。そこは生姜焼き、エビチリ、カツオのたたきなど、多種多様な一品料理が400円から800円程度でいただけます。これら一品料理を定食にして注文することもでき、その場合800円均一になります。単品で800円のものを定食にしても800円なので得した気分になります。ご飯のおかわりが無料というのも魅力的です。さらにこの店の店長がとても人柄のいい女性で、たまにデザートをサービスしてくれます。節分の日には袋分けされた豆も頂きました。本当にいい店で学業だけでなく、食に対しても有意義な学生生活を送ることもできました。
 皆さんにもお気に入りのお店はあるかと思います。味がいい、待ち時間が少ない、店員の人柄がいい、安いなど様々な観点からお店を決められていると思います。食べるということで、疲労やストレスがとれ、次の仕事のやる気を奮わせてくれます。いい店、美味い店を見つけて美味いものを食べて、研究をすると効率があがるかも知れません。

 

(2014/03/12)



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