広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

専攻長あいさつ(2017年度)

半導体科学にて研究者・高度職業専門人候補として成長されるみなさんへ
 
おそらく専攻院生のみなさんがお持ちの動機と似たものを私自身が学部から大学院(電子工学)に入るときに持っていたと記憶しています。それは、私たちの社会の基幹産業のひとつであるIC等のものづくりで、世の中に貢献できる人材になりたいという気持ちです。大学院での学修の動機は人それぞれでしょうし、また、さまざまな情報をもとに、今後みなさんの動機は変わっていくかもしれません。
半導体専攻の大学院のカリキュラムおよび研究演習で院生に提供されているものは、半導体製造にかかわるものだけでなく、電子工学全般にわたる幅広いものです。現在の半導体業界で注目・活用されている最新技術を学び、さらにその拡張領域の研究に携わることで、みなさんが社会に出たときに最新技術の研究者・専門人としてのポテンシャルを高く評価して頂けるでしょう。
本専攻では、博士前期にて半導体に特化した研究演習で専門性を身につけつつ、指導教員チームの多様性のある最新研究にも触れることが可能です。博士後期では、先端物質科学研究科でのさらなる研究活動サポートも得られます。たとえ将来、研究の道に進まなくとも、新しい分野と方向性をどのように切り拓くのか、日々の大学院研究で学ばれてはと思います。そのためのすばらしい環境が大学キャンパスの中にあります。ぜひ、目の前にあるその環境を、ご自身のために活用しましょう!
 
H29年度半導体科学専攻長 岩坂正和
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